突然、コンタクトレンズの洗浄液が切れてしまい「代わりに水道水は使えるの?」「他に何を使えばいいの?」と焦った経験はありませんか? あるいは旅行先や出張中など、忙しい日々の中でうっかり洗浄液を忘れてしまうこともあるでしょう。
しかし、目の健康を守るためには、正しい対処法を知っておく必要があります。 この記事では、コンタクトの洗浄液がないときの緊急対処法、絶対にやってはいけないこと、そして切らさないための予防策について詳しく解説します。
まず、コンタクトレンズの洗浄液を切らしてしまった時の対処法について、紹介します。
最初に考えられる対処法は、近くのコンビニやドラッグストアで洗浄液を購入することです。
最近では、コンビニでも小さめの洗浄液を売っていますので、こちらを購入するのが確実でしょう。特に旅行先や出張中など、急ぎで手に入れたい時にはとても便利です。
一方のドラッグストアでは、さらに豊富な種類の洗浄液が販売されていますので、普段から使っている製品を見つけることもできます。 まずは焦らず、最寄りのお店を探してみましょう。
使い捨てタイプで洗浄液がない場合は、潔くレンズを捨ててメガネに切り替えましょう。 洗浄液を使わずにレンズを保管すると、使用中に付着したゴミやタンパク質などの汚れを落とせず、目のトラブルを引き起こしてしまう恐れがあります。
メガネなら、洗浄液がなくても大丈夫。中には見た目を気にしてしまう方もいるかもしれませんが、目の健康にはかえられませんので、メガネで過ごすのがベストです。
洗浄液がなくて困った時、応急処置として1DAYタイプのレンズを購入するのも一つの手です。 使い捨てレンズならば洗浄液は不要で、その日のうちに捨てられます。
1DAYタイプのコンタクトレンズは、近くに専門店やドラッグストア、雑貨店があれば入手できる可能性があるでしょう。 また、普段は2WEEK(ツーウィーク)や1MONTH(ワンマンス)タイプを使っている方でも、1DAYタイプを予備として持っておくと、こうした緊急時に便利ですよ。
次に、洗浄液がない場合でも、絶対に避けるべき行為について確認していきましょう。
「洗浄液がないなら水道水で洗えばいいかも?」と思いがちですが、水道水でコンタクトレンズを洗うのは絶対にNGです。 水道水には微生物やバクテリアが含まれていることがあり、これが原因で目の感染症を引き起こすリスクがあります。水道水の塩素によって、ソフトレンズが変形してしまう恐れも。
特に、アカントアメーバという微生物は「アカントアメーバ角膜炎」という深刻な眼病を引き起こす可能性があります。 たとえ一時的でも、水道水でレンズを洗うことは絶対に避けましょう。
水道水と同様に、唾液や生理食塩水、目薬での代用も避けましょう。 これらについても、それぞれ目にトラブルを引き起こす危険性があるからです。
唾液には多くの細菌が含まれており、感染症を引き起こすリスクがあります。 また、生理食塩水や目薬なら安心して使えるように思えますが、コンタクトレンズを消毒するには十分な効果がありません。
目の炎症や感染症のリスクが高まりますので、これらをコンタクトレンズの洗浄に使うのは止めてください。
ここからは、コンタクトレンズの洗浄液を切らさないための予防策を紹介します。
洗浄液を切らさないための一番の方法は、常にストックを持っておくことです。 常に予備の洗浄液を手元に置いておくことで、突然切れてしまっても慌てずに済みます。
例えば、自宅のストックは大容量のボトル、旅行や出張用には持ち運びしやすい小さなボトルをそれぞれ購入しておくと、忙しい方や忘れっぽい方も安心です。 また、洗浄液が少なくなってきた時にすぐに気付けるよう、ボトルの残量を定期的にチェックする習慣をつけましょう。
忙しくてつい洗浄液の補充を忘れてしまう方には、自動配送サービスを利用するのがおすすめです。 事前に申し込んでおけば、あらかじめ設定したタイミングで自動的に洗浄液が自宅に届くため、ストックを切らす心配がありません。
例えば、オンラインショップ大手のAmazonが運営する「定期おトク便」というサービスを使えば、最初に申し込んだ「配送頻度」ごとに洗浄液を自動で発送してくれます。 自分の使用ペースに合わせて洗浄液を届けてもらえる自動配送サービスなら、常にストックがある状態を維持できて安心です。
旅行や長時間の外出時には、予備の洗浄液を持っていきましょう。 小さめサイズの洗浄液をカバンに忍ばせておくと、万が一忘れてしまったとしても安心です。
コンビニなどでは1回使い切りの洗浄液パックも市販されていますし、あるいは1DAY(ワンデー)タイプの使い捨てレンズを持って行くことも一つの対処法です。 事前にしっかりと準備して、心置きなく外出を楽しみましょう。
今回は、コンタクトの洗浄液がないときの緊急対処法、絶対にやってはいけないこと、そして切らさないための予防策について解説しました。
コンタクトレンズの洗浄液は常にストックを持ち、旅行や外出時には予備のケア用品を準備しておきましょう。 また、緊急時にはコンビニやドラッグストアで購入するか、潔くレンズを捨ててメガネに切り替え、水道水や唾液などを代わりに使うのは絶対に避けましょう。
この記事を参考に、目の健康を守りつつ安心してコンタクトレンズを使用してくださいね。
TeAmo(ティアモ)のカラコン検索
「カラコンの含水率って、何?」「高含水と低含水、どちらのレンズがおすすめなの?」そんな疑問を持っている方も、多いことでしょう。カラコンの「含水率」とは、レンズにどれくらいの水分が含まれているかを示す割合です。レンズには含水率が低いものと高いものがあり、それぞれ向いている人は異なります。この記事では、カラコンの含水率の違いとそれぞれのメリット・デメリット、そしてレンズの選び方について詳しく解説します。
カラコンは1ヶ月タイプでも使い方が悪いと、もっと早く使えなくなるって知っていますか?1day以外のカラコンは毎日のケアが必須ですが、そのケア方法が間違っているとレンズの劣化を早めてしまうんです。また、間違った使い方で目を傷めて途中で使えなくなるなんてケースもあります。今回は、マンスリーカラコンが1ヶ月使えなくなる理由や長持ちさせる使い方、おすすめのケア用品やレンズの種類をご紹介します。せっかくコスパが良いマンスリーカラコンですから、期限までしっかり使い切りましょう!
カラコンのお手入れには「洗浄液」が欠かせません。カラコンの洗浄液にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や効果が異なります。自分に合った洗浄液を選ばないと、目のトラブルを引き起こすこともあるため、注意が必要です。この記事では、カラコンの洗浄液の種類や選び方について詳しく解説します。自分に合った洗浄液を選び、安全にカラコンライフを送りましょう。
2weekや1monthタイプのカラコンは、装用後に毎回洗う必要があります。間違った方法でお手入れすると、目のトラブルの原因になりかねません。そこで今回は正しいカラコンの洗い方を5ステップで解説!洗浄液の種類や目に優しいカラコンの選び方も紹介します。