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「コンタクトレンズを始めてみたいけど、どれくらい費用がかかるんだろう?」とお悩みの方も、多いのではないでしょうか。
コンタクトレンズは、眼科受診からレンズの購入、ケア用品など、初期費用や毎月のランニングコストがかかります。
この記事では、コンタクトレンズに必要な費用内訳や購入の流れ、そしてコストを抑えるコツについて詳しく解説します。
最初に、コンタクトレンズの利用にかかる費用について、詳しく見ていきましょう。
コンタクトを使い始める時には、眼科の受診をおすすめします。 受診料は健康保険が適用され、1回あたりの費用は2,000~3,000円程度です。
初めてコンタクトレンズを使う方は、眼科で視力測定や目の健康状態をチェックしてもらいましょう。受診後にもらえる処方箋があれば、安全にコンタクトレンズを使えます。
使い始めてからも、3ヶ月に1回程度の定期的な受診が推奨されており、その費用は1,000~1,500円程度です。
コンタクトレンズ自体の費用は、レンズの種類や使用期間によって異なります。 主なタイプ別にかかる費用は、次の通りです。
・1DAY(ワンデー)タイプ:2,500~4,000円程度(1箱30枚入り)
・2WEEK(ツーウィーク)タイプ:2,000~3,500円程度(1箱6枚入り)
・1MONTH(ワンマンス)タイプ:2,000~6,000円程度(1セット2枚)
使い捨てタイプの1DAYは、毎日新しいレンズに取り替えるため清潔で取り扱いやすいですが、1日当たりにかかるコストは高めです。 一方で、1枚を長期間使える2WEEKや1MONTHタイプは、比較的コストを安く抑えられます。
使用頻度やライフスタイルに合わせて、自分に合ったタイプを選びましょう。
2WEEKタイプや1MONTHタイプのコンタクトレンズには、専用のケア用品も必要です。 洗浄、すすぎ、消毒、保管を1本で済ませられるMPSタイプだと、1本700~1,500円程度。 比較的コストを安く抑えられます。
1ヶ月あたり1本を使用する場合、月々のケア用品代として同額の費用を見込んでおきましょう。
長期間使うタイプのレンズは、しっかりお手入れしないと寿命が短くなってしまいます。 目の健康を守るためにも、適切なケア用品をそろえましょう。
次に、実際にコンタクトレンズを購入する際の流れについて解説します。
コンタクトレンズを購入する際は、まず眼科で目の状態を診てもらいましょう。 眼科では視力検査をはじめ、最適な度数やレンズのカーブなどを測定し、あわせて目に異常がないかもチェックします。
目の状態は一人ひとり異なりますので、安全にコンタクトを使用するためにも、自己判断でレンズを選ぶのではなく、眼科医の診断を受けてください。
なお、眼科には事前に予約を取っておくとスムーズに受診できます。当日は、健康保険証を持参しましょう。
診察後、コンタクトレンズ初心者には、レンズの着用やお手入れの仕方がレクチャーされます。 ここで、レンズのつけ外しのコツや、正しいお手入れ方法をしっかり教えてもらいましょう。
お手入れ方法をしっかり学べば、レンズを清潔に保ち、目のトラブルを防げます。 毎日スマートに使うためにも、初心者の方はこの場でレンズの取り扱いに慣れてください。
眼科での診察が終わると、処方箋をもらってコンタクトレンズを購入します。
処方箋には度数(PWR)やベースカーブ(BC)などが記載されており、このデータによって自分に合ったレンズを選べます。
コンタクトレンズを買えるお店としては「専門店」や「雑貨店」「ドラッグストア」そして「通販サイト」などがあり、そのうち実店舗の多くでは店頭で処方箋の提示が求められます。
一方で、法的義務はないため、多くの「通販サイト」では処方箋がなくても購入できます。ただし、コンタクトレンズは目に直接つけるものですので、処方箋のデータをもとに購入しましょう。
最後に、コンタクトレンズにかかるコストを安く抑えるコツについて紹介します。
使用期間が長い2WEEKや1MONTHタイプを選ぶと、コンタクトレンズの費用を抑えられます。 1枚のレンズを長く使うため、1日あたりのコストを軽減できるからです。
1DAYタイプは1日で使い捨てるため衛生的で取り扱いもラクですが、その分コストは高め。
毎日のお手入れが必要となり手間はかかるものの、正しくケアすれば快適に使用できる2WEEKや1MONTHタイプは、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
ネット通販を利用すると、コストを安く抑えられます。 人件費や施設費などがかからないため、実店舗より価格を下げられるからです。
また、ネット通販では頻繁に実施されているポイント還元や割引キャンペーン、そしてまとめ買いといったサービスが充実しており、上手く活用すればお得にレンズを購入できます。
さらに、定期便サービスを利用すれば割引が適用される上に、一定期間に自動でレンズが届けられるためとても便利です。
定期的に眼科を受診することも、コストの抑制につながります。 眼科のチェックによって、治療に費用がかかる眼病を未然に防げるからです。
眼病は初期の段階で見つかれば、早めの治療によって治すことが可能です。 しかし、初期の眼病は自覚症状がなく、定期的な検診を受けなければ発見できません。
眼病が重症化すると治療費がかさむばかりでなく、コンタクトレンズも使用禁止となります。 快適に楽しくコンタクトレンズを使うためにも、3ヶ月に1回程度の定期検診を受けましょう。
今回は、コンタクトレンズに必要な費用内訳やコストを抑えるコツについて解説しました。
コンタクトレンズの利用には、眼科での診察費用やレンズの購入費用、ケア用品の費用などがかかります。一方で、選ぶタイプや通販サイトの利用によって、費用を抑えることは可能です。
この記事を参考にして、賢く楽しいコンタクトレンズライフを過ごしてくださいね。