2weekや1monthタイプのカラコンは、装用後に毎回洗う必要があります。間違った方法でお手入れすると、目のトラブルの原因になりかねません。
そこで今回は正しいカラコンの洗い方を5ステップで解説!洗浄液の種類や目に優しいカラコンの選び方も紹介します。
カラコンは水を含んでいるため、雑菌やカビが繁殖し、眼障害を引き起こす恐れがあります。
また、一度カラコンを装用すると、涙液に含まれるタンパク質や脂質、空気中のホコリや化粧品などの汚れが付着し、くもりやごろつきの原因になります。
目のトラブルやレンズの汚れを防ぐためにも、装用後のレンズケアはとても大切なのです。
カラコンを清潔に保つための正しい洗い方を説明します。
カラコンを取り扱う前には、必ず手を石鹸で洗いましょう。手についた汚れや菌がカラコンに付着し、目のトラブルの原因になることがあります。
手のひらにカラコンを乗せ洗浄液で浸したら、指の腹で20~30回レンズをこすり洗いしましょう。爪を立ててしまうと傷が入ってしまうので、指の腹で優しく円を描くようにして洗うのがコツです。水道水で洗うのは、絶対にNGです。
こすり洗いをした後は、カラコンの両面を洗浄液でしっかりとすすぎます。レンズの裏表が逆にならないように注意しましょう。
カラコンをすすいだら、レンズの表面をチェックしましょう。汚れが残っている場合は、再度こすり洗いをしてすすぎます。透明なコップにレンズが浮くくらいの洗浄液とカラコンを入れて明かりに透かして見ると確認しやすいですよ。
カラコンを洗浄したら、専用のレンズケースに入れ、消毒液を入れて保存します。洗浄液に4時間以上つけておくとことで消毒ができるので、レンズ全体をしっかり浸しましょう。レンズケースは雑菌が繁殖しないよう、完全に乾燥させてください。
カラコンの洗浄液には3種類あります。それぞれ特徴があるので、カラコンの使用頻度や必要性に合わせて選びましょう。
MPS(マルチ・パーパス・ソリューション)は、洗浄・すすぎ・消毒・保存のすべてを兼ねるマルチな洗浄液です。1本だけ用意すればいいので、手軽で使いやすく初心者におすすめです。
洗浄力が最も弱いとされており、カラコンの色落ちの心配はありませんが、汚れを落とすには念入りなこすり洗いが必要なので注意しましょう。
ポピドンヨードは洗浄力が中くらいの洗浄液で、こすり洗いが必要な商品、不要な商品があります。たんぱく質をしっかり除去できるので、くもり汚れが気になる方におすすめです。
ただし、ヨウ素アレルギーがある方、甲状腺関連の病気をお持ちの方は使用できないため、注意してください。
過酸化水素タイプは最も洗浄力の強い洗浄液です。こすり洗いは必要なく、専用のケースに中和剤と一緒に入れて一定時間保存します。
お手入れが楽なタイプですが、洗浄力が高いためカラコンの色素を落としたり変色させたりする恐れがあり、カラコンへの使用はあまりおすすめできません。使用したい方は、取扱説明書で必ず確認しましょう。
カラコンをしっかり洗っていても、かゆみや痛みを感じることがあります。レンズのお手入れも大切ですが、目に優しいカラコンを選びましょう。
カラコン装用時にかゆみや痛みがある場合は、レンズのBCや度数、DIA、素材が自分に合っていないのかもしれません。眼科を受診して検査を受け、自分の目に合ったカラコンを教えてもらいましょう。
カラコンを選ぶ時は、色素が目に直接触れない「サンドイッチ構造」のものを選びましょう。
サンドイッチ構造とは、レンズとレンズの間に色素を挟んで作る製法のことです。色素が直接目に触れることがなく、目の刺激を軽減する効果があります。
含水率とはレンズに含まれている水分の割合のことで、含水率50%以上だと「含水率が高い」といわれます。一般的に含水率が高いとレンズがやわらかく、つけ心地がよいので目への負担を減らせると考えられています。初心者の方にはおすすめです。
2weekや1monthなどの連続装用タイプのカラコンは、汚れや雑菌の繁殖を防ぐためにレンズの洗浄が必要です。
正しい洗い方は、こすり洗いが基本です。石鹸で手を清潔にしてから洗浄液でこすり洗いをし、しっかりすすいでレンズケースに保存します。
洗浄液には、MPS、ポピドンヨード、過酸化水素タイプの3種類がありますが、カラコンに使用できるのはMPSとポピドンヨードです。手軽さ重視の方はMPS、たんぱく汚れが気になる方はポピドンヨードを選ぶといいでしょう。
TeAmo(ティアモ)のカラコン検索
着色直径
12.0~13.0
着色直径
13.1~13.5
着色直径
13.6~13.8
着色直径
13.9~14.6
DIA
14.0mm
DIA
14.2mm
DIA
14.3mm
DIA
14.5mm
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