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カラコンには向きがある!レンズの表裏を見分ける方法について解説

「カラコンを開封した後、表裏の向きが分からなくなった……」
「カラコンの表裏って、どうやって見分けるの?」
そんな悩みや疑問をお持ちの方も、多いことでしょう。

確かに開封したカラコンは、気をつけないと向きが分からなくなってしまいますよね。
表裏を間違えたままカラコンを装着すると、目のトラブルを招きますので、注意しなければなりません。

この記事では、カラコンの表裏を見分ける方法について、詳しく解説します。

カラコンには向きがある!レンズの表裏を見分ける方法について解説

1.カラコンの表裏を間違えると?

カラコンには表裏があり、装着の際には向きが正しいのかをチェックする必要があります。
表裏を間違えると、目に違和感があったり傷がついたりするなど、トラブルが発生する可能性があるからです。

カラコンの表とは、外側から見える側のことです。
そして、裏とは目に密着させる側を指し、目にフィットさせるためカーブ状になっています。

表裏が逆になると目にフィットせず、ゴロゴロとした違和感やレンズのズレなどを引き起こしてしまいます。
また、目にキズが入ることでドライアイや充血、さらには角膜の病気に発展することも。

カラコンは表裏を見分けて、正しい向きで装着しましょう。

2.カラコンの表裏を見分ける方法

まず、カラコンの表裏を見分ける4つの方法を紹介します。

レンズを指に乗せる

1つ目の見分け方は、レンズを指に乗せて横から見る方法です。
表と裏それぞれでレンズのフチが異なる形状になるため、そこで見分けられます。

まずカラコンを取り出して、指の腹にそっと乗せましょう。
指を目の前に持っていき、レンズの形状を真横からチェックします。
フチがきれいなカーブを描いていれば表、外側に反り返るかたちになっていれば裏です。

一般的にこの方法で見分けることが可能ですが、稀に判別できないレンズもあります。
その際は、違う方法を試してみましょう。

レンズを軽くつまむ

2つ目の見分け方は、レンズを指で軽くつまむ方法です。
レンズを2本の指で軽くつまんで曲げると、表裏で違う形状になるため、そこで見分けられます。

カラコンを取り出して、指で優しく曲げてみましょう。
表であればお椀のように自然に丸まり、裏の場合は少し反り返った形状になります。

この方法で表裏をチェックする際は、レンズの水分が乾かないうちに行うのがポイント。
乾いた状態で曲げてしまうと、レンズに傷が入ったり破れたりする恐れがあります。

識別マークを見る

3つ目の方法は、識別マークを確認することです。
カラコンの隅に入っているマークをチェックすることで、表裏を見分けられます。

識別マークはカラコンのメーカーによって異なり、「123」や「abc」などという文字が入っているのが一般的です。
レンズを指の腹に乗せて横から見て、文字がきちんと読めるのであれば正しい向きですが、反転していれば裏返っています。

ただし、レンズに識別マークを入れないメーカーもありますので、その際は別の方法でチェックしましょう。

デザインの濃淡を見る

4つ目の方法は、デザインの濃淡を確認することです。
カラコンの着色部分は表と裏で濃さが違うことが多く、ここから見分けます。

レンズケースにカラコンを置いたまま、きれいな指で両面を見ていきましょう。
着色されたカラーが濃い面であれば表、逆に淡くデザインもぼんやりとしていれば裏です。

ただし、デザインの濃淡はカラコンのメーカーによって大きく異なるため、分かりにくい時は他の方法も合わせてチェックしましょう。

3.カラコンの表裏が間違っていたら

カラコンの表裏が違っていた場合は、すぐにレンズを外しましょう。
外したレンズは洗浄液でよく洗った後、正しい向きで装着してください。

手を洗いレンズを外す

カラコンの表裏が間違っている可能性があれば、すぐに目からレンズを外しましょう。
違和感があるままカラコンを装着し続けていると、目にキズがはいったり眼病の原因になったりします。

カラコンを取り扱う際には、事前に必ず石鹸で丁寧に手を洗い、指先を清潔にしてください。
また、外した後も目の違和感があるようならば、つけ直しはせず、カラコンの使用を中止して眼科検診を受けましょう。

洗浄液でレンズをよく洗う

目からカラコンを取り外したら、レンズを洗浄液で丁寧に洗ってください。
そのままつけ直すと、レンズが汚れていたり乾燥したりして、正しい向きでも違和感が出てしまう恐れがあります。

カラコンを洗う際は、石鹸でしっかりと洗った手で20回ほどやさしくこすり洗いしましょう。
レンズの汚れを落とした後は、表裏をチェックしてからつけ直してください。

異常を感じたらレンズを捨てる

正しい向きでカラコンをつけ直しても目に異常を感じた時は、新しいレンズに交換しましょう。
ゴロゴロしたり痛みを感じたりするようであれば、レンズ自体にキズが入っている可能性があります。

キズが入ったレンズを装着すると、目にもキズが入って重篤な眼病を引き起こします。
もったいないと思うかもしれませんが、眼病になればレンズ代以上の出費が発生する上に、完治するまでの間はカラコンが使えなくなってしまいます。

つけ直しても異常を感じた時はすぐに廃棄して、新しいレンズを使いましょう。

4.まとめ

今回は、カラコンで目がゴロゴロする原因と解消法について解説しました。


この記事にある方法を参考に、ゴロゴロ感を解消してください。

カラコンを外した後も目に違和感がある場合は、迷わず眼科を受診しましょう。

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