選び方
「カラコンを試してみたいけど、どれを選べばいいの?」「初心者でも安心して使えるカラコンが知りたい!」そんな悩みを持っていませんか?
カラーコンタクトレンズ(カラコン)は、目のイメージアップできる人気のオシャレアイテム。しかし、種類が豊富でどれを選べばよいのか迷う人も多いでしょう。
特に初心者の方は、デザインやサイズだけでなく、安全性や使いやすさも大切なポイントです。
この記事では、初心者におすすめのカラコンと、失敗しない選び方について詳しく解説します。
まずは、初心者におすすめのカラコン3つについて、特徴を交えながら紹介します。
ココアは、パーソナルカラーを問わず、どんな方でも気軽に使える万能カラコンです。
ダークブラウンのふんわりデザインが、控えめながらも目力をしっかりアップしてくれます。
カラコン初心者はもちろん、普段使いのレンズを探している方にぴったりのレンズです。
プリモブラウンは、学校・オフィスから特別なイベントまでカバーする裸眼風カラコンです。
全体的にドットでぼかされた柔らかブラウンが、ナチュラルに瞳をトーンアップします。
さり気なく、それでいてしっかりと瞳を盛りたいという方に、おすすめのレンズです。
ピノベージュは、まるで生まれつきのような色素薄い系EYEになれるカラコンです。
上品さが感じられるふわふわライトベージュが、瞳をナチュラルにトーンアップ。
お休みの日を中心に、思い切って透明感を演出しつつ垢抜けたい方にぴったりのレンズです。
カラコンを初めて使う方は、眼科で検査を受け、処方箋をもらうことをおすすめします。
なぜなら、コンタクトレンズは医療機器に分類されており、自己判断で購入すると目のトラブルにつながる可能性があるからです。自分の目に合った度数やサイズを知らずに買うと、目が乾燥しやすくなったり、視界がぼやけたりすることも。
眼科を受診すれば、自分に合ったレンズの度数やサイズを測定できます。また、目の健康状態や、コンタクトレンズの正しい使い方も教えてもらえるので安心です。
検査を一度しておけば、今後のカラコン選びもスムーズですよ。
次に、初めてカラコンを選ぶ際に押さえておきたいポイントについて、解説します。
カラコンを購入する前には、眼科でもらった処方箋でレンズのデータをチェックしましょう。処方箋には、以下のような項目が記載されています。
・PWR(度数):視力を補正するための数値。度ありカラコンを選ぶ際に必要。
・BC(ベースカーブ):レンズのカーブ度合い。自分の目に合っていないとズレやすくなる。
・CYL(乱視度数)・AX(乱視軸):乱視用レンズを選ぶ際に必要な数値。
処方箋のデータをもとに、自分の目に合ったカラコンを選びましょう。
次に、使用期間のタイプを選びましょう。カラコンには大きく分けて、以下のような使用期間のタイプがあります。
・1DAY(ワンデー):1回使い切りで衛生的。お手入れ不要で初心者向け。
・2WEEK(ツーウィーク):2週間使えるタイプ。毎日の洗浄・保存が必要。
・1MONTH(マンスリー):1ヵ月使えるタイプ。しっかりお手入れしないとトラブルの原因に。
一般的に、長く使えるタイプはコスパが高め。初めてのカラコンなら、清潔で手軽に使える1DAYタイプを選ぶと安心です。
さらに、カラコンの着色直径とデザインを選んでいきましょう。どちらも、カラコンの見た目のイメージを大きく左右する要素です。
着色直径とはレンズの色がついている部分のことで、13.0mm前後の小さめサイズはナチュラルな仕上がりに。一方で、13.5mm以上の大きめサイズはデカ目に盛れます。
また、フチなしやぼかしフチのデザインを選べば自然で優しい印象に。フチがくっきりしているタイプは目力をアップさせる効果があります。
カラーについても、瞳の色に近いブラウンはナチュラルに馴染むので学校やオフィス向き。グレーやブルーは個性的な印象となりますので、お休み向けとしておすすめです。
初心者の方は、自然にトーンアップできる、ぼかしフチのブラウン系から始めるといいですよ!
ここからは、カラコン初心者の方から多く寄せられる質問にお答えします。
カラコンには、年齢制限はありません!10代から50代以上まで、年齢を問わず楽しめます。
ただし、目の健康を守るためには以下のポイントに気をつけましょう。
・10~20代:長時間の使用は避けつつ、毎日しっかりお手入れしましょう。
・30~40代:乾燥しやすいので、保湿ケアやうるおい成分配合のレンズを選ぶと快適です。
・50代以上:目の健康状態を考慮し、眼科医と相談しながら使いましょう。
なお、年齢に関係なく目に違和感を感じたら、無理せず眼科医に相談しましょう。
カラコン自体が視力を悪化させることはありません! ただし、間違った使い方をすると目の健康に悪影響を与える可能性があります。
例えば、長時間つけっぱなしにする、使用期限を守らない、汚れたレンズを使うといったことを繰り返すと、眼精疲労やドライアイを引き起こし、視力低下につながるリスクも。
角膜への負担を避けるためにも、1日8~12時間の装着時間やレンズごとの使用期間を守りましょう。適度に目を休ませるとともに、3ヶ月に1回は眼科の定期検診を受けてください。
基本的にカラコンを正しく使っていれば、失明するリスクもありません。しかし、極端に誤った使い方をすると、目に重大なトラブルを引き起こす可能性はあります。
例えば、レンズをつけたまま就寝する、水道水でレンズを洗う、使用期間の過ぎたレンズを使うといったことを繰り返すと、細菌感染のリスクが上がり、角膜がキズつく恐れも。
実際に、コンタクトレンズの不適切な使用による感染症が原因で、視力を大きく損なったケースも報告されています。レンズごとの取り扱い方法を守り、異常を感じたらすぐに眼科を受診しましょう。
今回は、初心者におすすめのカラコンと、失敗しない選び方について解説しました。
カラコンは、正しい選び方と使い方を知っていれば、安心して楽しめる魅力的なアイテムです。特に初心者の方は、眼科で処方箋をもらい、自分の目に合ったレンズを選びましょう。
また、カラコンを初めて使う方は、まずはナチュラルなものから試し、徐々に自分の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶといいでしょう。