カラコンの使用期限って何？期限が過ぎたものを使うとどうなるの？

皆さんが使っているカラコンは、使用期限が過ぎていたりしませんか？カラコンには、ワンデー、ワンマンスなどのタイプがありますが、どれも「安全に使える」期限が決まっています。今回は、期限を守らないことで起こり得るトラブルを交え、使用期限についてお話します。皆さんが使っているカラコンは、使用期限が過ぎていたりしませんか？カラコンには、ワンデー、ワンマンスなどのタイプがありますが、どれも「安全に使える」期限が決まっています。今回は、期限を守らないことで起こり得るトラブルを交え、使用期限についてお話します。

1. カラコンの使用期限と有効期限
2. 使用期限を守らないことで起こるトラブル
3. どうやって使用期限のタイプを選ぶ？
4. ワンデータイプのオススメ3選
5. ワンマンスタイプのオススメ3選
6. まとめ

1. カラコンの使用期限と有効期限

「使用期限」は、カラコンのタイプによって違います。ワンデータイプなら1日、2ウィークタイプなら2週間、ワンマンスタイプなら1ヶ月となっており、分かりやすいですよね。ですが、これは「着ける回数」ではないことに注意が必要です。

使用期限は、それぞれ「カラコンを開封してからの日数」を意味しています。例えば、ワンマンスだと、30回装着できるという意味ではありません。「開封してから30日経ったら交換をしなければならない」という意味になります。

また、「有効期限」というものもあり、これは「未開封の状態で適切に保管できる期間」という意味です。「EXP：○○.○○.○○」と、EXPの後に年月日の表記をしてあることが多いですね。これを過ぎると、安全に使用できませんので、いくら未開封だとしても必ず廃棄するようにしましょう。

2. 使用期限を守らないことで起こるトラブル

使用期限が切れたカラコンを使い続けると、いつトラブルが起こってもおかしくありません。「少しくらい大丈夫でしょ…」とは、絶対に考えないでくださいね…！

例えば、充血、かゆみ、目やにが出る、痛みが出るなど、比較的分かりやすい症状からはじまり、結膜炎になったり、視力に障害が出てしまうことも…。最悪の場合は、失明にもつながってしまいます。そうなってしまうと、後戻りはできません。

特によくあるトラブルが、「巨大乳頭結膜炎」という病気です。まぶたの裏に大きくて白いブツブツができ、目やにや充血などの症状が出ます。巨大乳頭結膜炎は、使用期限を守らず、汚れた状態のカラコンを使い続けることで起きることが多い病気です。場合によっては、白いブツブツが角膜を傷つけてしまうこともあります。

もし、カラコンがズレる、かすむ、曇るということをよく感じる人は、巨大乳頭結膜炎になっているか、その予兆があるかのどちらかかもしれませんので、すぐに眼科を受診してください。

3. どうやって使用期限のタイプを選ぶ？

ワンデータイプのカラコンのメリットは衛生面です。1日で使い捨てるため、常に新しいレンズを使用することができます。衛生面が気になる方はもちろん、「土日しか着けない」という方もワンデータイプがオススメです。

一方、ワンマンスのレンズのメリットはコスト面。ワンデーと比べてみると、その価格は半分程度であることが多いですね。ただし、いくら使用期限を守ったとしても、毎日のケアを必ず行う必要があります。毎回こすり洗いをし、十分にすすいで、洗浄液で保存することを怠らないでくださいね。汚れがひどい場合は、タンパク除去剤などのケア用品も使ってみてください。