ワンデーとワンマンス、迷った時に選ぶべきはどっち？

ワンマンス、マンスリーとは、「1ヶ月で交換するコンタクトレンズ」という意味です。1ヶ月も同じレンズを使い続けるのには抵抗がある方もいるかもしれませんが、実はとっても経済的なんです。

そこで、正しいケアを含め、ワンマンスタイプのメリットをご紹介します。

1. ワンデーとワンマンスの違い
2. ワンマンスカラコンの正しいケア
3. ケア用品にも正しい知識を
4. おすすめのワンマンスカラコン
５．まとめ

1. ワンデーとワンマンスの違い

ワンデーのカラコンを使う一番のメリットは衛生面です。1日で使い捨てるので、常に新しいレンズを使用することができます。しかしながら、やはりその分コストは高くなってしまいますね。

一方、ワンマンスのレンズのメリットはコスト面です。毎日使用する場合、ワンデーと比較をしてみると、その価格は半分程度であることが多いです。

ただし、ワンマンスは一度開けると30回使えるわけではなく、たとえ装着していなくても開封してから1ヶ月間しか使用できません。そのため、「土日だけ使いたい」「イベントの時だけ使う」という方は、ワンデーのほうがよいでしょう。

2. ワンマンスカラコンの正しいケア

リーズナブルなワンマンスのカラコンですが、毎日のケアは欠かさず行わなければなりません。涙に含まれるタンパク質、脂肪、カルシウムなど、レンズに付着した汚れをそのままにしておくと、眼病のリスクが高まります。

また、レンズが1ヶ月もたなくなってしまうこともあるので、きちんと正しくケアを行うことが大切です。

①まずは、手を清潔にする

着ける時、はずす時など、カラコンを手にとる場合は、ハンドソープや石鹸などで必ず手を清潔な状態にしてください。特に爪を伸ばしている方やネイルをしている方は要注意。爪の間は特に汚れが溜まりやすいので入念に。

②洗浄する

手をピカピカにした後、カラコンを手のひらに乗せ、洗浄液を数滴垂らしてください。そして、レンズの両面を指で軽くこすり洗いします。片面につき、20〜30回程度はこすりましょう。

③十分にすすぐ

こすり洗いで汚れを落とした後は、レンズに付着した汚れが浮き出てきているので、洗浄液で十分にすすいでください。

④消毒・保管

十分にすすいで汚れを落としたら、レンズケースにレンズが完全に浸るくらい、洗浄液または保存液を満たし、しっかりと蓋を閉じてください。そのまま、洗浄液に記載されている時間を放置すれば、消毒は完了です。

3. ケア用品にも正しい知識を

①消毒効果の高い「過酸化水素」

カラコンにはさまざまな色がありますが、はじめは自分の瞳に合った色を選んでみてください。日本人の瞳の色は、ほとんどが濃いめのブラウンです。ブラウン系の色を選ぶと瞳になじみます。

もちろん、黒系の色もオススメです。くっきりと瞳を強調することができます。また、外国人の方やハーフ系の方のような華やかな瞳にしてくれる「ハーフ系」と呼ばれている色味もあります。